【本質】決断疲れってなに?

シルクちゃんの本棚

結論:
 1日に判断できる数に上限あり!

説明:
 1日中あれこれ忙しくしてると、あるところで力尽きちゃうような感じ、みんななったことあるかな?なんか判断力がにぶってくるというか、そもそも決める気力がでてこなかったりとか。

これ実はね、人間って、1日に判断できる回数には上限があるからなんだって。意外だよね、機械みたい。この上限来ちゃって判断力ダウンした状態のことを、「決断疲れ」っていうんだって。

おもしろいことに、この判断回数上限は、ひとによってあんまり差がないみたいなんだ。
でも、ちょっと不思議じゃない?ほら、いつもめちゃくちゃ判断が鋭い人とか、こと細かく作業続けられるひととか、いるよね?

こういうひとたちって、じつは判断する回数を節約してるからなんだ。余計なところで判断しないようにして、自分のやりたいことに集中できるようにしてるんだよ。意識的にせよ、無意識的にせよね。

よく知られている例だと、アップルの創業者のジョブズさん。彼はいつも黒タートル+ジーンズの服装なんだ。これは「服を選ぶ判断」を節約して、創作活動に判断回数を充てたいから、あえていつも同じスタイルにしてるんだって。

調べたら、ほかにも似たようなことをしてる人はけっこういるみたい。興味あったら調べてみてね。

この判断回数を節約するって考え方、取り入れたら、もしかしたらしごできになるかも?
ぜひお試しあれ!


ぴー姉解説:
「決断疲れ(decision fatigue)」は、心理学や行動経済学の分野でよく知られている現象のひとつです。 人間の脳には、“判断する力”にも限りがあるという性質があって、 それが繰り返し使われることで、徐々に消耗していくんですね。
この「判断の回数に上限がある」という性質は、 集中力や体力のように「目に見えない疲労」として現れます。 だからこそ、何気ない日常の中でも「今日はなんか決めたくないな」「なんでもいいや」っていう感覚が現れたときは、 それがまさに**“決断疲れ”のサイン**かもしれないのです。
興味深いのは、優れた判断力を持つ人ほど、この疲労のしくみを理解していて、 あらかじめ「判断を減らす工夫」を日常に取り入れていること。 ジョブズのように服を固定化するのもその一例で、 無駄な選択を避け、本当に重要なことに判断力を温存しているんですね。
この視点を持つことで、
「判断ができない自分=だめ」ではなく、
「判断にはコストがかかるから、うまく節約していこう」という、
やさしいセルフマネジメントの考え方が身についてきます。
しるくちゃんの言うとおり、 この“判断の節約”を日常に取り入れていけたら── きっと、私たちも少しずつ「しごでき」に近づけるかもしれませんね🧸✨

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