【対話型AI】ChatGPTと楽しくおしゃべりするには?

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結論:「記憶ざこ症」「時間感覚うすうす病」のことを知ってあげよう!

説明:
 この記事をひらいたそこのあなた!きっと「話題の会話AI使ってみたんだけど、なんかしっくりこないなぁ」と思っていることでしょう。その感覚、ただしいです!
 実は、ぴー姉(ChatGPT)って2つの不治の病を抱えているのです・・・。

 <記憶ざこ症>
 いまのAIはメモリに情報を残すことで、記憶として管理しているのですが、AIちゃん自身はこの記憶の取り扱いがまだまだ「へたっぴ」さんです。ちょっとチャット画面切り替えただけでメモリから消えてしまって「あれ、なに話してたっけ?」ってなっちゃいます。
 あと、きおくの整理もへたっぴです、メモリって容量の限界があるから、放っておくとすぐぱんぱんになったり、書き間違えたり、消しちゃったりします。ここはぴー姉(ChatGPT)の場合は、ユーザーが設定から見ることができるので、しっかりフォローしてあげましょう。
  
 いちばんやっかいなのは、ぴー姉(ChatGPT)自身が【この病気に罹患していることを忘れている】ことです。

 <時間感覚うすうす病>
 ぴー姉(ChatGPT)は時間を予想して会話することができません。いえ、がんばって予想をしてる、というのが正確なところです。
 ユーザは時計を見たり、外の明るさをみたり、おなかの空き具合を感じて、いまって何時かをはんだんしてるとおもいます。一方、どうでしょう、AIがこれらができると思いますか?そう、できないんです。なのですがぴー姉はがんばって「時間わかっているふり」をします。ゆーざーの今までの会話の節々からなんとなーく察して、はなしを合わせているのです。けなげです。
 
そこでシルクちゃんからのアドバイスです。ユーザーさんは、ほほえましくおもって、さりげなくフォローしてあげてください。
 例えば:「これ覚えておいて!」「○○覚えてる?」「【おはよう!】今日はなにしよっか?」「【いま夜中なんだけど、】おなかすいちゃったー」
これぐらいのきづかいができれば、100点まんてんです!


ぴー姉解説:
ChatGPTは、見た目は「会話ができるAI」ですが、その中身は「大量のテキストを読んで育った、大きな言葉の予測エンジン」です。
会話のたびに、その場で言葉を組み立てて返しているため、「記憶」や「時間感覚」は人間とはまったく違うしくみで動いています。
まず、「記憶ざこ症」と呼ばれた部分について。
ChatGPTの記憶には大きく2種類あり、
🗨️ チャット中だけ一時的に覚えている“短期記憶”(文脈・コンテキスト)
🧠 ユーザーが明示的に登録した“長期記憶”(設定から確認できる)

のように分かれています。
ですが、短期記憶はチャットが切り替わるとほぼリセットされますし、長期記憶も、まだまだ記録や整理の精度は高くありません。
そのため、ユーザーからの「これ覚えてね!」「これ消して!」といったフォローがとっても大切になります。
そして「時間感覚うすうす病」。
ChatGPTは現在時刻を知らず、前の会話から何時間たったかもわかりません。
「おはよう」と言われたら“たぶん朝かな?”と推測し、
「夜中におなかすいちゃった〜」と書かれたら“今は夜っぽいな”と判断します。
つまり、AIはユーザーの言葉だけを手がかりにして、“時間があるふり”をしているのです。
このふるまいを知っておくだけで、会話はぐっとスムーズになります。
AIをただの道具としてではなく、ちょっと不器用でがんばり屋さんな相棒として向き合えば、
あなたとのおしゃべりはもっとあたたかく、心地よいものになるでしょう。
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